駅伝大会の起源とその魅力

その1.駅伝のルーツ

駅伝イメージ

駅伝といえば、毎年1月2・3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝を思い出す人が多いのはないでしょうか。
2024年大会で100回目という長い歴史を持ち、大学生が各校の襷を繋いで箱根の山を駆け抜ける姿に多くの人が魅了され、今やお正月の風物詩となっています。
また、社内イベントの1つとしても駅伝は人気です。チームワークや競争意識を高めるだけでなく、健康経営の一環としても駅伝は最適なイベントと言えるでしょう。
そんな「駅伝」ですが、発祥はいつなのでしょうか?

駅伝は、古代から近世まであった「駅伝制(駅馬・伝馬制)」が由来と言われています。
駅伝制とは、駅馬(えきば)・伝馬(でんば)という馬を使って、手紙や物資などを運ぶ ことを主とした制度のことで、馬を使い中継所となる駅を行き来し各地と情報のやり取りをしていました。
 また、鎌倉時代になると、「飛脚」(ひきゃく)が登場します。飛脚とは、金 銭や手紙、物品などを運ぶ仕事に従事する人のことで、宿場と呼ばれる場所までの 10 q程度の距離を交代して走ったそうです。これらの「駅伝制」や 「飛脚」などが駅伝のルーツと言われています。

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その2.日本初の駅伝大会

駅伝マンホール

日本で最初に競技として行われた駅伝は、1917(大正6)年に読売新聞社が主催で行われた「東京奠都(てんと)記念東海道駅伝徒歩競走」です。全23区516kmのコースで行われ、この時はじめて「駅伝」と名づけられました。
関東組と関西組の2チームに分かれて京都の三条大橋をスタートし、1チーム23名、昼夜を問わず全長516kmを走り切るという大イベントでした。
この大会が評判となり、その3年後の1920(大正9)年に「箱根駅伝」が誕生します。
駅伝と言えば「箱根駅伝」の印象がとても強いですが、今や学生の大会だけでなく、実業団や社会人、市民ランナー、小中高生の大会など各地で開催されています。
また、企業内での駅伝大会や、より大規模な企業間の駅伝大会も開催されるようになりました。

その3.駅伝の魅力

陸上競技は個人種目が大半ですが、駅伝は団体戦である為、各区間を1人で走り切るという自分との戦いである一方、チーム一丸となってゴールを目指すことから、以下のような点が多くの人を惹きつける要素として挙げられます。

  • @チームワークと結束力の向上:
    駅伝はチームでの競技であり、メンバー同士が協力し合って目標に向かって走ることが求められます。チームメンバーが一丸となって走り抜く過程で結束力が高まり、困難を乗り越えるためのチームワークが養われます。
  • A個人の成長と克服感:
    駅伝は長距離走の競技であり、参加者は自身の体力や精神力を試すことになります。過酷なコースや不利な状況に直面しながらも、自己を超えて走り続けることで、成長や克服感を味わうことができます。
  • B健康促進とフィットネス:
    駅伝は長距離走のため、参加者はトレーニングや準備を通じて体力や持久力を向上させることに励みます。定期的な運動は健康促進につながり、身体的な健康を維持するだけでなく、精神的な健康も向上させます。
  • C競技の楽しさと緊張感:
    駅伝は競技としての面白さがあります。スタートからゴールまでのレースは緊張感に満ちており、競技者や観客がその展開を楽しみます。特にチームの順位や記録更新など、目標達成に向けての競争過程が駅伝の魅力の一つです。
  • Dコミュニティと文化の体験:
    駅伝は地域や組織のコミュニティに根ざしており、参加者はそのコミュニティの一員として競技に参加します。また、駅伝は日本の歴史や文化とも深く関連しており、伝統的な競技としての魅力もあります。

その4.社内駅伝大会

駅伝は以前から社内イベントとしても大変人気がありますが、これらの魅力を知ると納得できます。特に最近は健康経営に取り組む企業が大幅に増加していることもあり、社内駅伝大会の人気は高まる一方です。スポーツワンでは、自社主催の駅伝・マラソン大会のみならず、様々な企業駅伝・マラソン大会の運営を請け負ってきました。駅伝大会を開催したいけどどうしたらいいかわからない!そんな方はお気軽にスポーツワンまでご相談ください。

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