だれも走りたいと思わない!?

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「社内駅伝を企画しても、誰も走りたいと言ってくれない…」そんな悩みを抱える担当者の方は多いのではないでしょうか?実は、走りたくない理由には「体力的な不安」「運動歴の有無」「自分だけ浮いてしまうかも」といった心理的な壁が存在します。しかし、企画や運営を少し工夫するだけで、その壁は簡単に乗り越えることができます。本記事では、「社内駅伝」という一見ハードルの高そうなイベントを、誰もが楽しめるようにするためのアイデアをご紹介。カテゴリーの分け方、無理のない走り方、達成感を得るための工夫、そして参加者に「やってよかった」と思わせる仕掛けなど、すぐに実践できるヒントを満載しています。運営のプロの視点からもアドバイスを交えながら、楽しくて意味のある社内イベントにするための秘訣をお届けします。


目次


【1】誰でも楽しめる!カテゴリー設定の工夫


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年齢や性別、運動歴によって参加へのハードルは変わります。そこで重要になるのが「無理のないカテゴリー分け」。参加者の特性に合わせたルール設定で、誰でも気軽に参加できる環境をつくりましょう。


1. 年代別のハンディキャップ制

若手とベテランでは走力に差が出るのは当然。年齢に応じた距離調整や時間補正を導入することで、不公平感をなくすことができます。


2. チーム内のバランスを工夫

性別や運動歴の異なるメンバーを混ぜて構成することで、チームワークの大切さが実感でき、自然と応援し合う雰囲気が生まれます。


3. ウォーキング参加枠も設定

「走るのは無理」という方のために、ウォーキング部門やゆっくりジョギング部門を設けることで、参加のハードルを下げましょう。


【2】無理せず走る!マイペース駅伝術


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駅伝と聞くと「全力疾走」のイメージがありますが、それが苦手意識につながる原因です。ここでは、初心者でも安心して参加できる、無理のない走り方や準備法を紹介します。


1. ペース配分の基本を伝える

「飛ばしすぎない」ことの重要性を伝え、最初は会話ができる程度のスピードで走るのがベストだと説明しましょう。


2. 事前に試走イベントを開催

コースの雰囲気を知るだけで緊張がやわらぎます。短時間の試走会を行えば、本番に向けての心構えができます。


3. ストレッチ&準備運動の指導

ケガの予防と走ることへの安心感を生むため、ストレッチや体操の時間を取り入れましょう。講師を呼ぶのも効果的です。


【3】想像以上に大きい!完走の達成感


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社内駅伝は、タイムよりも「ゴールできた」ことに意味があります。仲間のタスキをつなぎ、最後まで走り切る喜びは、想像以上に心に残ります。


1. ゴール後の笑顔を共有

完走後の記念撮影やSNSでの共有により、達成感がよりリアルに残ります。走り切った自分を誇りに思える仕掛けを。


2. チーム全体で完走を祝う演出

全員でフィニッシュラインに並ぶ演出や、記念品の贈呈で「一体感」を強調。完走そのものがイベントのクライマックスです。


3. 走った感想を語る場を設ける

完走後に感想を共有する時間を設けることで、自分だけでなく他の人の頑張りにも気づくことができます。


【4】やってよかった!と思われる企画運営術


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社内イベントは終わった後の「印象」で決まります。楽しかった、参加してよかったと思われるには、企画や運営の工夫が欠かせません。

1. 参加賞・景品で満足感アップ

完走の有無に関係なく、参加したことへの感謝を形に。スポーツタオルやお菓子など、ちょっとしたプレゼントで印象が変わります。


2. フィードバックを取り入れる

参加者の声を次回に反映することで、「また参加したい」と思ってもらえます。アンケートで改善点を探りましょう。


3. 表彰を工夫して盛り上げる

タイムだけでなく、「チームワーク賞」や「ベスト笑顔賞」など多様な表彰で、すべての人に見せ場を作ります。



【5】 まとめ


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社内駅伝を「誰も走りたがらないイベント」にしないためには、参加者一人ひとりの心理に寄り添った企画運営がカギになります。年代や運動歴に合わせたカテゴリー設定、無理のない走り方の提案、完走の達成感を実感できる演出、そして最後に「やってよかった」と思わせる仕掛け.....これらが揃えば、社員の心に残るイベントとなるでしょう。そしてその成功体験は、会社全体の一体感やチームワークの向上にもつながっていきます。とはいえ、こうした工夫をゼロから行うのは大変。だからこそ、スポーツイベントのプロに相談することで、よりスムーズで効果的な運営が可能になります。外部の力をうまく借りながら、自社にぴったりの社内駅伝イベントをつくり上げていきましょう。


社内駅伝大会の企画・運営について、ご相談をうけたまわります!